1.What is ?
変数の宣言を強制するコード。
入れておくとtypoに気づくことができ、意図しない動作をしてしまう可能性を減らすことができます。VBScriptは変数宣言せずに、変数を初期化することができる言語であるため、Typoすると元の変数とは別の変数として認識されます。今回のコードを入れておくことで、Typoしたために、変数に意図した値とは別の値が入っていたというようなことを防ぐことができます。
2.Sample Code
サンプルコードです。
今回のOption Explicit
を使用すると、変数宣言をしていない次のようなコードはどうなるでしょうか。
'Sample1
Option Explicit
variable = "Sample"
3行目のコードで変数宣言がないとのエラーが出力されます。
Err.Number:500
次のコードはどうでしょう。しっかりDimで宣言しました。
'Sample2
Option Explicit
Dim variable '今回はしっかり宣言します!
variable = "Sample"
varaible = "Typo" '←変数名間違ってます
上記コードでは、5行目のコードで変数宣言がないとのエラーが出力されます。
Err.Number:500
しっかり宣言してるのに。と思ったら、Typoしてますね。別の変数として認識されているため、Typoしてしまった変数varaible
の宣言どこよ?って言われてしまったわけです。Sample1のコードとエラーの原因は一緒でした。
今回の Option Explicit
を使うことで、Sample2のようなケースに気づくことができます。
もし宣言していないと、 変数名で検索かけてもTypoした変数は引っ掛からないので、Typoして意図しない結果になった変数の処理を追いかけるというまぁ面倒な作業をしないといけないわけです。(やりたくないです。。。)
どんな型のデータでも変数に格納できるVBScriptでは、どの程度使えるかというのはなんとなく感じていただけたかと思います。
明日も、読んでいただいたあなたにとって、なりたい自分に近づける日でありますように。